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PARIS + KLEIN
a0035483_094433.jpgひさしぶりに東京都写真美術館に行きました。ひとりでふらっと行ってきたかったんですが、ウィリアム・クライン好きの彼氏に誘われ二人で行くことに。(ていうかクラインを教えたのはわたしなんですけど。)

ところで、ここにいつも来るたびに思うのですが、「東京都写真美術館」という漢字のならびが妙に好きです。フォントも文字の大きさも全部ひっくるめて。特に縦に並んだ表示とか、それだけでもうわくわくするくらいテンションがあがります。

a0035483_0101724.jpg会場にはいかにもクラインっぽい構図の写真がごろごろしておりまして、彼のセンスに崇拝、とまではいかないまでも心酔しているわたしはかなり満足。代表的な写真をちらちらはさみながらも見たことのない写真がたくさんで。そんなに広くないホールなので、気に入った写真の前で固まったりしながら3周くらいぐるぐるまわりました。

ウィリアム・クラインというと、「独特のブレ・ボケ・アレを多用したスタイルで現代写真界に大きな影響を与えた」という見方が多いようなんですが、わたしには「VOGUE」のイメージが強い。粒子の粗い写真やブレ・ボケのクライン写真も大好きだけど、
a0035483_0212214.jpgそれでもやっぱり「元ファッション・フォトグラファー」みたいな印象があります。でも構図がぴしっと決まったファッション・フォトグラフィより、街中の人々を切り取った写真のほうが本当にいきいきとして見えますね。この人の映画を見るとよくわかるんですが、あらゆる物事に対して鋭い批判的精神というか、客観的な目を持ち続けているように思います。それはやっぱり「パリのアメリカ人」ならではの、アウトサイダー精神に端を発しているのかなぁなんて思いました。

今、東京都写真美術館ではクラインの映画祭というか、映画を一挙上映しているようです。もう大半は終わっているみたいだけど、『ポリマグ』『ミスター・フリーダム』『モデル・カップル』『イン&アウト~』このへんは全部見てるので別にいんだけど、クラインが初めて手がけた映画という『ブロードウェイ・バイ・ライト』がとっても気になります。

クラインによる初めてのフィルム作品。この映画でクラインは、ニューヨーク市でもっとも美しいと思われるブロードウェイのネオンライトを撮影し、同時に疑問を投げかけた。 カラー 35mm 14分 1958年

見たい!!!!!!でも上映10月6日だけ!?絶対無理!あああああ。

ウィリアム・クライン『PARIS+KLEIN』展
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by manamizw | 2004-10-03 00:21 | art