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傷つける 得る 失う 泣く 笑う とか
わたしは自分が思っていることを話さない。考えていることを言わない。本当に悩んでいることは誰にも言いたくない。ひとりで抱え込んで、ひとりで解決して、心配してくれる人には解決したらそのときだけ事後報告したい。こんなやり方は、友達甲斐がないやつだとか、なんのための友達だとか、昔から周りにそう言われてきたけど、でもできないものはできない。

なのに、自分で選んでそうしてるくせに、ときどき耐えられなくなる。ひとりで向かい合うことに、耐えられなくなる。ひとりではつらすぎるときがある。ひとりで解決することを選んだくせに、人の助けに縋りたくなってしまうときがある。これってわがままなんだろうか。

現実と対峙するのが苦手だ。自分にとって受け入れられないものやことはどうしたって存在していて、やっぱりそれは苦手だ。自分が他人に受け入れてもらえてないっていう状況はもっと苦手だ。

自分が傷つくのは嫌だ。だから、現実に向き合って問題を解決するよりも、わたしはそこに背を向けて目を伏せて逃げるほうを選ぶ。傷つくのが怖い。本当に怖い。

でも本当は判っている。現実を見なければいけないってことも、逃げるべきじゃないってことも。

昨日、わたしはその苦手なことを実行に移した。なにを言われても、大丈夫なように、身構えてた。でももし価値観が違うんだとしたら、なおさらその違う意見の存在を、特に自分が聞きたくない意見の存在は、認めなくてはいけないと思った。わたしはただ、なるべく感情的にならないようにしようと、それだけを考えていた。怖くて、足ががくがくして、手とか冷たくなってて、話してる最中も何度も泣きそうになった。

でもそれはわたしだけじゃなかったんだと思う。歩み寄って来てくれたという事実や、一生懸命話してくれる様子を見て、そう思った。終わってしまえばすごく簡単なことで、馬鹿みたいにあっさりと解決してしまうことなのに、なんでもっと早く勇気出さなかったんだろうって、ほんとそんな虫のいいことを、思うわけなんだけど。

日常生活が戻ってきた。当たり前の日常は、如何に微妙なバランスの上に成り立っていて、貴重なものなのか。普通に過ぎていく、平凡すぎる時間が、あまりにも穏やかで、緩やかで、泣きたくなる。

それでもわたしはやっぱり現実を見るのが苦手だという意識は消えない。根本の問題は、もっとほかにあるんだってことがはっきりした。どうすればいいのかが、まだ判らない。いずれ判るんだろうか。そしてひとりで、できるかな。もうすでに、弱音を吐きたい。ていうか、吐いてる。
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by manamizw | 2005-02-10 02:05 | days