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見えてきたもの
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「話せば判る」なんて常套句でしかなくて、実際は話したって判らないことはいっぱいある。判ろうとして努力しても判らないことは、今までいっぱいあった。同じように、判ってもらえなかったことだって、もちろんあった。

判ってもらいたい人に判ってもらえないのはすごく悲しい。「そんなこともある」って、そんなのなんでもなさそうに言うし、言い聞かせるし、思おうとするけど、でもやっぱり悲しい。

だからわたしは、避けてきた。判ってもらえないという状況になることを、避けてきた。わたしは心を開くことができない。「判りあえるかもしれない」という可能性のある人にだって、開けない。何をそんなに守っているのか、自分でもよくわからなくなる。そこまでして守るほどのものは、きっとそこにはないのに。判ってもらおうとしてないくせに、判ってくれないことを嘆くわたしは、なんて傲慢なんだろう。

「心を開かなきゃ何も始まらない」なんて、そんなのもつまんない常套句だ。ありふれていて、当たり障りなさすぎて、全然心に響く言葉じゃない。開いて何が始まるって言うんだろう。

でも今回に関して言えば、話さなきゃ判んなかったことは確かにあって、話して判ったことは、誰もが想像してた以上に、すごくいっぱいあって、そして、ちょっとでも心を開いてみたら、物事は誰も思ってなかったくらいにシンプルで、そこで見えてきたことは、あまりにも似通いすぎていて、びっくりした、そして、少し可笑しくなった。もう大丈夫だ。あとはたぶん始まるだけなんだ。
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by manamizw | 2005-02-11 03:02 | days