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ベルヴィル・ランデブー
a0035483_1931547.jpgLES TRIPLETTES DE BELLEVILLE
(2004年フランス/ベルギー/カナダ)
2005/2/4@テアトルタイムズスクエア


アニメって好きじゃありません。色々機会があって、TVでやってたとか友達に連れられてとかデートムービーだったとかで、割と普通に観てはいるけどでも別に好きじゃない。嫌いになるほどの関心もないけど、好きでもない。

でも画がセンスよさげだとちょっと気になる。この映画みたいに。「あーアニメかー」と思った反面、そのかわいさの陰に隠したような妙なダークな雰囲気が気になっていました。つうか結論から言いましょう。大好きこの映画☆観てない人お願い早く観て!これは観なきゃ損!






わたしは映画の、特に映画館で観てる映画の本数って、たぶん平均値より多いと思うけど、でもそれでも映画の良し悪しって一向に解りません。好き嫌いでしか判断できない。でも「良い」「悪い」じゃなくて、「良く出来ている」っていう表現を使うとしたら、この映画って良く出来てるなぁ!って思いました。まず音楽。めちゃくちゃよかった。上映前に場内に流れる音楽をちょっと聴いただけで「うっわーこれ絶対サントラほしい!」と思っちゃった。

日本とかアメリカのアニメで観てきたものとは違うこの感じ。やっぱりヨーロッパくささなのかな。

a0035483_19332893.jpgメインどころか脇役まで濃いキャラクター(変)、背景の一つ一つ(おかしい)、あとはもちろん音。センスよい劇中歌のことを言ってるんじゃなくて、劇中で起こる騒音というか細かい生活音。あんな印象深い時計の振り子の音って初めて聞いた。これはやっぱり映画館で観てよかった!って思える、生き生きした音でした。そういう全てのものが織り成すこの独特世界。センス溢れるナンセンスな話。小っちゃく落としていく伏線を全部拾い上げる丁寧さ。すごく好き!

a0035483_19325237.jpgそれにしてもあのカリカチュアされた画は意外と毒々しくも不気味でもなく、魅力的なのです。おばあちゃん、可愛い。セリフなんて3回ぐらいしかなかったんじゃん?ってかんじなんだけど、あの小さい体(二頭身)の動きと目の表情で全部感情出てる。そしてあの威勢良く吹いてたホイッスルの音が弱弱しくなる瞬間とかもう胸がきゅうって痛くなりました。こんな映画(って言っちゃだめかな)なんだけど、すっごく愛が詰まってました。


フランス語映画で日本語字幕ついてるんですけど、セリフはほとんどありません。だから字幕がむしろ邪魔。字幕が出てくるとどうしてもそこに目が一瞬移ってしまうから、邪魔なんです。これって『2001年宇宙の旅』を観たときに感じたのとまるっきり一緒。映画そのものに集中したいから、余計な字幕とかつけてほしくない。

もう何を言ったらいいのか解りません。とにかく観てない人は観ましょう!そしてわたしが「好き」としか言いようのないこの気持ちを違うほめ言葉で代弁してください。

a0035483_1215282.jpgオフィシャルサイト(日本語)

→てか後ろに見えるポスターは『ぼくの伯父さんの休暇』ではないですか!!!

このページからフランス・イギリス・アメリカの各オフィシャルサイトに飛べます。アメリカ版だけちょっと違います。

ここでサントラが視聴できます。 テーマソングの"Belleville Rendez-Vous"は一度聴いちゃうと頭から離れない!
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by manamizw | 2005-02-19 00:47 | cinefil