Top
ver.2
「ほかに好きな人ができた。だから、もうつきあえない」

一字一句、覚えていて、忘れられない。

試験の最後の日で、いよいよ明日から夏休みって日で、
すげー暑くって、すげー晴れてた。
彼が着てた服
自分が着てた服
学校のカフェテリアのどの位置のテーブルのどの席に座っていたか
とか 全部全部覚えてた。





空にどのくらいの割合で雲があったとか
日光が駐車場のアスファルトに反射しててすごく眩しかったとか
気を使う友達が悪いけど鬱陶しくてそんな自分が嫌だったとか
ひとりになった瞬間に信じらんないぐらい涙が出てきて
生まれて初めて歩きながら泣いて帰ったこととか
そのときおもいっきり変な目でわたしを見た、すれ違った知らない女の子のこと とか が 
すごく鮮烈に記憶に焼きついて忘れられない いまだに。


「友達になれる?」と聞いたのはわたしの方で
でもそれは100%下心だった。
一緒にいれば、いつか取り返せるかもしれないと思っていたから。

それでも、過ぎる時間にはちゃんと意味があって
彼を好きだという気持ちはいつか消えていて
そういう都合のいい自分はどうなのよと思いつつも

泣く回数は徐々に減るし
友達と会えば笑って話せるし
気休めにしか思えなかった言葉が意外と本当だったことに気づいたりした。

彼に「ほかに好きな人」ができたように
わたしにも「ほかに好きな人」ができて
そんなふうにお互いがお互いの恋愛に従事して
きっとわたしたちはもう恋愛関係にはならないだろうと気づいた。


それなのにほかの誰に
好きだって言ってみたり言われてみたりしてても
でも絶対いつも心の中には彼がいて
なんでかしんないけど彼のことを消せなくて

わたしは、彼以上に好きな人は 
もうこの先一生出来ないんじゃないかと思った。
例え彼がわたしを好きじゃなくても 
わたしが彼を好きだと思う気持ちはずっと変わらないだろうと、思った。


でも、もう終わり。
わたしが彼を好きだったのは過去の話で
今はもう好きじゃない。
彼は好きだけど、もう恋愛相手じゃない。

早く返事打たなきゃ。
でもなんだかもう会いたくない。
[PR]
by manamizw | 2005-06-30 00:43 | be in love