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ビヨンド the シー 夢見るように歌えば
a0035483_2431474.jpgBEYOND THE SEA
(2004年 アメリカ/ドイツ/イギリス)
2005/7/8@早稲田松竹


50~60年代にかけて活躍した天才エンターテイナー、ボビー・ダーリンの生涯を映画化したミュージカル・ドラマ。最初に感想を言ってしまうと、結構おもしろかったです。


ケヴィン・スペイシーって好きなんですよ。
好きだからこそ、つけ鼻で黄色いスーツとか着て
脚振り上げて踊ってるとこ、見たいようで見たくないわけで。

でもやっぱり見たい気もするし
むしろ見とかなきゃいけないような気すらするんだけど、
でもなーなんかやっぱ見ないほうがいいような気もするし。
ていうかぶっちゃけこわい、見るのが。
そうやって散々迷って劇場公開時は見送りましたが、
やっと名画座に下りて来たので勇気を出して見てみることにしました。




余談ですが、今週の早稲田松竹の二本立て、併映は『五線譜のラブレター』。
どう考えても似たような映画。

なのでどのへんが似ててどの変が違うのか、
その差を見極めてやろうじゃないの、とか思ってたんですが
前の日寝てなかったせいで『五線譜』はすっかり気持ちよく熟睡してしまいました。
トータル10分観たか観なかったかくらい…。
アシュレイ・ジャッド、きれいだし好きなので彼女を見たかったんですが。残念。

で、『ビヨンド the シー』。この映画はちゃんと起きていました。
やーけっこうおもしろかったです。

a0035483_258263.jpgでもわたし的には、映画としておもしろかった、っていうよりも、ケヴィン・スペイシーが見ごたえあった、ってかんじかな。

10年がかりで映画化、歌と踊りは4年かけたというだけあって、予想以上のパフォーマンスでした。すごいエンターテイナーぶりです。歌とかすごいうまかったし。踊りもさえまくってました。体のキレがね。
a0035483_333891.jpgこの映画に対する情熱、そしてボビー・ダーリンに対する敬意がずっしりと伝わりました。すごい真摯なんですよ。ケヴィン・スペイシーの、この映画の作り方が。

わたしボビー・ダーリンなんて今まで全然知らなかったんですが、ケヴィン・スペイシーの、ボビー・ダーリンに対する愛情とか敬意がこちらまでまっすぐに響くんです。本当に純粋な動機で、この映画を作りたかったんだろうなぁと感じました。

監督・製作・脚本・主演、ほんと一人舞台な映画でしたが、
その真摯な姿勢には、素直に感嘆しました。
観なくても損はしないけど観て損は絶対にしません。
ケヴィン・スペイシーファンは絶対に観なくてはいけない映画ですね。


a0035483_313517.jpgケヴィン・スペイシーを初めて観たのはたぶん『隣人』。
もはやこの映画のことは何も覚えていない、
当時好きだった人と部屋でいちゃついて観てたとか、
そういう記憶はしっかり残っているのですが。

『ユージュアル・サスペクツ』とか『セブン』とか『アメリカン・ビューティー』とか、そういうのももちろんいんだけど、わたしが一番好きなのは『サイレントナイト/こんな人質もうこりごり』っていうコメディ。(→)

デニス・リアリーという、Bな映画にしか出ない、というかBでしか観たことない俳優がめちゃくちゃ大好きだった時期があって(なんつうか、顔が好みだ。めちゃくちゃ好み、すげえ好き)、それで観たんだけどこれが予想外のみっけもん映画だった。結構おもしろかったんだけどなぁ、この映画誰も知ってる人がいなくて悲しい。(まぁ劇場未公開だったしわたしもたしかWOWOWで観ただけなんだけど)

『ビヨンド the シー』オフィシャル(日本語)
オフィシャル(英語)
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by manamizw | 2005-07-09 03:25 | cinefil