Top
リリィ
a0035483_2035225.jpgLA PETITE LILI
LITTLE LILI
(2003年/フランス)


フレンチロリータに目がないので選んだ。
主演はリュディヴィーヌ・サニエ。

カンヌのパルム・ドールノミネート、っていう
微妙な肩書きを持つ劇場未公開映画。

劇場未公開映画って大好き。
だって「日本で公開されてる」っていう時点で
どっかの配給のバイヤーの目という篩にかかってるわけで、
何か操られている感を感じてしまうので。

正直サニエの小悪魔っぷりが見られれば
映画の内容なんてどうでもいいや、って思ってたんだけど意外と真剣に見れちゃったよ。
原作はチェーホフの「かもめ」。

監督は誰かと思ったらクレード・ミレール!
『小さな泥棒』とか『なまいきシャルロット』の人!
ははぁ。なるほど。

以下、はげしくねたばれ。



a0035483_20333690.jpgお話。
フランスの別荘地、どっかの小島。
女優の息子で監督志望(青い、悪い意味で若い)と
つきあってるっつーか彼女っつーかのリリィ、
彼氏の母親の恋人である中年監督(大人)と
案の定あっという間にラヴってさっさとパリへ逃げる。
彼氏、母親、置いてきぼり。ご愁傷様です。



監督とはすぐに別れちゃうけど女優として成功。
一方、元彼は監督デビューが決まる。
その映画っていうのが、島で過ごした日々の出来事、まんま。
リリィ、自分役で映画に出演。
以上!

(あっ。結末まで全部書いちゃった)

前半の島での日々のシーンを、
後半にまた撮影風景として再現しているんだけど
そこが『アメリカの夜』ぽくテンポが良くて
結構好きだなぁ。

a0035483_2032242.jpg女優としては成功してるリリィが
それでもなんかいまいち幸せではなくて、
一方自分がふった元彼が結婚して子供もいて、
すげー幸せそうだってことを知ったときの
急に自分が惨めに思えるかんじに妙に共感してしまった。痛痛痛。

『ブリジット・ジョーンズの日記』に
(原作のほうか映画のほうか忘れたけど)
「元彼っつーのは別れた後、自分より幸せになってちゃいけない。
いつまでも未練がましく自分のことを思ってるべきだ」的な
すっげえ身勝手なことを言ってるか書いてるシーンがあるんだけど
それを思い出した。
女ってそんなもんですよ。

サニエ、可愛い。顔と体のバランスが最高。
どんな駄作でもこの路線であれば今後も観ようと思います。
でもこれは意外な拾いもんだったな~
[PR]
by manamizw | 2006-01-31 00:41 | cinefil