Top
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
a0035483_23225980.jpgTHE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON
(2004年/アメリカ)
2006/1/26@早稲田松竹


「企てた」の部分に焦点を当てた映画だとずっと思っていたけど、実際は「男」って部分に重きを置いた映画だった。


ひたすらショーン・ペンな映画。
とにかくショーン・ペン。
もうずっとショーン・ペン。
ただただショーン・ペン。

結論を言ってしまえば、良かったよこの映画。
これこそがムービーマジック!

以下、ねたばれなしで。



「ナイーヴで孤独なテロリスト」。
孤独はそうだな、孤独だな。
家族(妻&兄)に見放されてるし。
妻はいろんな意味でギリギリな感じのナオミ・ワッツ。

a0035483_23464419.jpg
でもナイーヴっていうか…
ナイーヴ?

「ナイーヴで孤独なテロリスト」とか言っちゃうと
さも悲劇の主人公的な、
同情の余地ありな感じしますけど、
それはないね。


要するに

要領が悪く不器用だけど
変に芯が通っていて、
どんなときも自分が悪いとはこれっぽっちも考えられず
全てを人のせいにする、なんだかやっかいな人の話。


でもショーン・ペンが良いので
途端に見る価値のある映画に変わってしまった。
これってサム・ビッグの映画じゃなくて、
ショーン・ペンの映画だよな。

「誰それ?」ってぐらいのどうでもいいレベルの人が、
「うわーいるいる、こういうめんどくさい男」とか
「こういう人、ほんっっっっと近くにいてほしくないなー」とか
まで思わされる、なんかウルトラマジックなかんじ。
「映画」観たっていう満足感大アリだった。よかった。

全くの余談だが先日亡くなってしまったクリス・ペンは、
ずっとショーンのお兄さんだと思っていた。
弟だったのか。
さようならクリス・ペン。

オフィシャル(日本語)
オフィシャル(英語)
[PR]
by manamizw | 2006-01-31 00:04 | cinefil