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好きだ、
a0035483_365652.jpg好きだ、
(2005年日本)
2005/4/12@アミューズCQN


だからね
私こういう映画は観る前から判ってるんだ
絶対これ私好きだって。



余白の多い映画
間の多い映画。
『トニー滝谷』とか好きな人はいんじゃないでしょうか。

言いたいのに言えない言葉
たぶん向こうもそう思ってるはずなのに
でもなんの根拠もないから確信までは持てない

だって嫌いだったらこんなことするはずないじゃん
ねぇそうでしょ?
あーでもわかんない ひょっとしたら違うかも
彼はそういうことができちゃう人なのかも
ていうか私のことなんか別になぁんも
どうでもいいのかも
いやでもでも だって そんな
だってだってあのときも

あーーーわっかんねーーーー

ちくしょうでも私は好きだ。




a0035483_3463639.jpgみたいなそんなことをね
もう何年も何年も繰り返してるわけですよ。
ええ。進歩ないよね。ほんと。

こんな私がこういう映画に引っかからないわけないじゃん。
みたいなね。そういう。



好きだ、の一言が言い出せない17才。
気づいたら34歳。
ああ。

どうしよう。なんか先のこと考えて
不安になってきた。


いやぶっちゃけね?
映画としてどうかと思うのよ。
余白が多い映画っていうのは、つまり
その余白部分を観てる側が
自分の経験とか過去とか痛みとかで
いくらでも勝手に補完できるってことじゃん。
なんかそれって都合よくね?

でもね、私それでも好きだわ。
余白の多い映画。
勝手に脳内補完しちゃうわ。
勝手に自分の記憶とかぶせちゃうわ。

だから、人によってはこういうのって
まったく「内容のない映画」になるんだろーなー
いろんなところが無意味なシーンになるんだろーなー
やったら雲とか多いし。曇り空とか。
水のアップとか妙に多いし。
これ何?つなぎ?
とか思うのもまぁそりゃそうだと思うわ。

でも私曇り空が好きだ。
雲が風に吹かれてるのとか好き。
太陽の色に染められてる雲が好き。
うつろうよね。特に17才なんかは。

いや もうね
あの17才のキスシーンはまじやばいわ
すっげえどきどきしちゃったよ。
キスごときでこんなに「うわぁ」って思ったのって
しばらくないよ。そしてもうきっと当分ないよ。あぁぁ。
そして34歳のキスシーンはぜんっぜん普通だったわ。

自分は17才と34歳なら
34歳のほうが年齢的に近いところにいるんですが
それ故17才は自分にとって「過去の回想」で
34歳は「こうなるのか。やだなー」的な感じで観てしまいました。

偶然の再会、そしたらやっぱ飲みに行くよな。
なんかちゅーとかしちゃうかもな。
で、流れ変えるために「水買いに行こっか」とか言いそう、私。本気で。
そいで携番とかも交換できなくて
なんかもうちょっとのところで
会社の名前とかも伝えきれなくて

そいでなんとか次会える約束がどうにかできても会えなくて
(てゆうか実際あの展開はどうかと思うんだけど
いくらなんでも唐突すぎるだろ
話を展開させるためにはいいかもしれないけど、
逆に展開させるために無理矢理挿入したエピにしか見えない)
ほんとうに追い込まれた状態でやっと好きだ、と告げる。
ていうかそこまで追い込まれないと言えないのか!?やっぱり!みたいな、
なんかほんと自分と重ねて痛くなるような、そんな映画でした。

うん、私今すげー酔ってる。
この映画一本であと これの3倍くらい書けるので
まず第一弾はこのぐらいにしときます。

a0035483_3572468.jpg
好きだ、(オフィシャル)

全くの余談ですけど
昔永作に似ていると言われたことがあります。
イヤ共通点は丸顔童顔てことぐらいしかありません。ハイ。
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by manamizw | 2006-04-14 04:52 | cinefil