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女は女である
UNE FEMME EST UNE FEMME (1961年フランス/イタリア)a0035483_843064.jpg
こんなに楽しくてかわいくて暗いのに明るい映画を見たのは後にも先にもこれが初めてです。劇場で見て、ビデオ買ってビデオで見て、ビデオで見て、ビデオで見て、ビデオで見て、数え切れないくらいビデオで見倒して、DVDも買って、台詞覚えそうな勢いだけどオールナイトで上映なんかやったりすると(こないだの文芸座)いまだに「行かなきゃ!見なきゃ!」って気になります。
ゴダールが初めて撮ったカラーの映画というだけあって、色彩自体を楽しむように全体に鮮やかな色が溢れていて、視覚的にも非常にmerryな気持ちになれるのです。部屋やバーや本屋、街、など、あれだけ一つの場面に色数使っているのに不思議と統一感があって、悪趣味に陥らないのはゴダールのセンスのなせる業だと思う。色彩のほかにも言葉や文字、音楽の使い方など「ゴダール的なもの」がごろごろしていて、それが私の趣味にぴったしはまるものだからほんとに何度見ても飽きません。
あとは、アンナ・カリーナ!!それまでゴダールのミューズの一人ぐらいにしか思ってなかったけど、この映画のアンナはほんとにチャーミングで、すっかり虜になりました。だって、かわいすぎる。
本でけんかするシーンとか、子供ほしさにあっさりベルモンドと寝ちゃう展開とか(でも愛してるのはブリアリだけ!こういうまじめでいいかげんってほんとに判る、こういうのをあっさり映画にしてそしてこんなタイトルをつけて世に出してしまうのってやっぱすごくない?)、大好き。『ピアニストを撃て』を見に行く、とか、家帰って『勝手にしやがれ』を見るんだ、とか、ジャンヌ・モローに「ジュールとジルは元気か?」って聞いたりとか、ジュークボックスの中に『ピアニストを撃て』のジャケットが見えたりとか、そういう横のつながりが見えるのも楽しい★

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by manamizw | 2004-07-16 20:40 | 1960s