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子猫をお願い
a0035483_859763.jpg TAKE CARE OF MY CAT
(2001年韓国)
2004/07/30@ユーロ


時間が空いたのでふらっと久々のユーロに行ってきました。前からちょっと気になってた『子猫をお願い』。あまりアジア映画に造詣が深くない私は自分から見た韓国映画っていうと『ディナーの後に』とか『モーテル・カクタス』くらいしかなくて、だからこれもちまっとした小品的映画だろうくらいに思ってました。そもそも気になってたっていってもチラシがちょっとかわいかった、くらいの動機だし。なので、こんなによいとは思ってませんでした。いつも一緒にいてバカやってた子たちが、学校というひとまとめにしてくれるカテゴリがなくなって、それでも友情は続いてくなんていう甘っちょろい言葉は通用するのかってえと、そうじゃないことの方が多い。生きる道がそれぞれ違ってきて、集まるたびに「前はもっと仲良かった」とか「なんでこんな沈黙ができるんだろ」とか、そういう微妙な間のようなものからお互いの中に少しずつ不満の種みたいなものが生まれていって。一緒にいるのに孤独、みたいな。そういうのが非常にリアルに描かれていて、「あぁ~~~こういうのすっげわかる!!!!」と感情移入しまくりでした。テヒ役のペ・ドゥナは表情がすごいかわいらしくて、魅力的な人だと思った。けど亀裂の入った友情を取り成そうと奔走する様子は、ちょっと偽善的で、嫌でした。「あんたに何がわかるっていうの」系の台詞が一度も出てこなかったのには驚きでした。私だったら絶対思う。で、相当ひねくれてる私が一番感情移入したのはジヨンでした。貧しい町並みとか、ボロさのあまり家が崩れるとか、すんなり入っていけない社会背景はあるものの、見終わった後の切ない気持ちと爽快感はひさびさのものでした。ガーリーな青春映画好きは必見☆
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by manamizw | 2004-08-02 21:54 | cinefil