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ドリーマーズ
a0035483_210934.jpgTHE DREAMERS(2003年イギリス=フランス=イタリア)
2004/8/22@シネスイッチ


ドリーマーズ。映画館を出て、最初の感想→「うーん、いまいち!」

美しい双子の姉弟、閉鎖的な関係、パリ、1968年、五月革命。ヌーベルバーグ、シネフィル、シネマテーク・フランセーズ。「五月革命を描きたかったわけではない」とベルトルッチがいうとおり、五月革命を描ききってはおらず、じゃあその喧騒の中、室内で退廃的な日々を送る双子+アメリカ人留学生の関係を描いたのかといえば、それも中途半端な印象を受けました。

私が60年代を好きなのは、その時代のパワーにあります。もともと60年代のお洋服の変遷(そのうちこれをブログのカテゴリに追加できたらいいな)から興味を持ち、映画を見て、その時代背景を知ったクチなので、政治的なものに関してはほんとに全然無知であり、無知ながらも、たとえば洋服ひとつに表れるこの時代独特のパワーに興味をそそられるのです。この映画は、ときどきちらっとそのパワーが垣間見えはするのだけれど、なんかすべてにおいて「足りない!」感じがするのです。

例えば、もうちょっと五月革命の騒動を見たかった。双子の親密性に対する、外の世界からの介入としてのアメリカ人留学生という設定であるならば、もっともっとそこを突っ込んでほしかった。(双子が親密で外界をシャットアウトするという世界観はいくえみ稜の「バラ色の明日」の方が好きかも知れない)

映像のきれいさと、音楽の選択(これは最高によかった!)と、スウィンギンじゃないお洋服スタイル(左岸なかんじね)は気にいりました。ああ、私もルーブル美術館走りたい!双子姉はすっごくきれいで見ていてうっとりしました。弟もかっこよかったけどフィリップ・ガレルの息子だったなんて!!!驚きです。どうでもいいけどアメリカ人留学生、ディカプリオに見えてしょうがなかったのは私だけでしょうか?

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by manamizw | 2004-08-30 20:06 | cinefil