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ひつじ
原美の続き②
もしくは伊香保の続き③


a0035483_2231848.jpg原美のある牧場。そこで「シープ・ドッグ・ショー」という、牧羊犬が羊を追い回す(『ベイブ』みたいなかんじ)ショウをやっていて、私は動物って猫くらいしか興味がないんだけど、チラシに載っているひつじの写真(もこもこ・もさもさ・もっさり)を見ていたらむくむくと興味がわいてきちゃって、時間的都合もちょうどよく折り合いがついたので、ついついそのひつじショウを見てしまいました。

ていうかひつじ、もこもこでかわいい☆☆☆
スロウなイメージのひつじたちですが、犬に追っかけられると意外と足が速!!くって、その外見とのギャップがみょうにおかしい。ばらばらに草を食んでいたひつじたちが犬(これがまた超美形なの)に追われて、みるみるまとまってひとかたまりになっていく様子を見ていた彼氏が、ぼそっと

「うわっロード・オブ・ザ・リングみてぇ」

と言ったのにはうけました。実際、ロード・オブ・ザ・リング!
最後、ひつじたちの中から1ぴきだけ選ばれ、毛刈りショウまでありました。もこもこじゃないひつじは貧相で、ちょっと切ない。

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by manamizw | 2004-08-31 22:05 | days
華氏911
a0035483_20455350.jpgFAHRENHEIT 9/11
(2004年アメリカ)
2004/8/26@近所の某シネコンで


率直に。→なんかあんまりおもしろくなかった。

『ボーリング・フォー・コロンバイン』は、おもしろかったと思ったんだけどなぁ。ブッシュの無能さを暴く、というよりは、ブッシュが嫌いだということの、手間とお金をかけた大げさなアピール、にしか見えなかった。例えば、一緒にお酒を飲んだおじさんが、私にはよくわからない政治家についてくどくどくどくど、けちょんけちょんにけなしている様子を向かいの席に座って適当相槌打って流しているときの、半分「へ~そうなんだ」と思いつつ半分「あぁもううんざり」なかんじ。それをわざわざ映画にして、自分の主張を100%世界中にアピールした、なんか言葉は悪いけど自己満足的というか自慰的なかんじが否めませんでした。見る人が見ればおもしろいんでしょうね。私にはこの映画が、というよりも、こういう大統領批判というあくまで個人の主張でしかないことで映画が1本作られて世界中で公開されてしまうというこの現在の状況のほうが興味深く思いました。政治的なことをよく知らない私のような人でも、何かを考えるきっかけになったり、笑いつつ感心してしまうのが『ボーリング・フォー・コロンバイン』とか『the awful truth』とかにあったと思うんですが、この『華氏911』だとなんか力みすぎっていうか、ただの「60ミニッツ(CNNドキュメント?)」のロングバージョンっていう印象しか受けませんでした。ちょっとがっかり。
華氏911オフィシャルサイト
マイケル・ムーアJAPAN

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by manamizw | 2004-08-31 20:40 | cinefil
夜、新宿。
a0035483_20571098.jpg京王プラザホテル

高い部屋(値段じゃなくて階が)ってわくわくする。エレベーターに乗ってる時間が長ければ長いほど、わくわくする。都心のホテルは夜景ってほどのもんは見えないけど。でも。
それでもやっぱり高いところに上ってる感覚が、好き。

←ソフィ カルの写真をぱくりました。

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by manamizw | 2004-08-30 20:57 | be in love
ドリーマーズ
a0035483_210934.jpgTHE DREAMERS(2003年イギリス=フランス=イタリア)
2004/8/22@シネスイッチ


ドリーマーズ。映画館を出て、最初の感想→「うーん、いまいち!」

美しい双子の姉弟、閉鎖的な関係、パリ、1968年、五月革命。ヌーベルバーグ、シネフィル、シネマテーク・フランセーズ。「五月革命を描きたかったわけではない」とベルトルッチがいうとおり、五月革命を描ききってはおらず、じゃあその喧騒の中、室内で退廃的な日々を送る双子+アメリカ人留学生の関係を描いたのかといえば、それも中途半端な印象を受けました。

私が60年代を好きなのは、その時代のパワーにあります。もともと60年代のお洋服の変遷(そのうちこれをブログのカテゴリに追加できたらいいな)から興味を持ち、映画を見て、その時代背景を知ったクチなので、政治的なものに関してはほんとに全然無知であり、無知ながらも、たとえば洋服ひとつに表れるこの時代独特のパワーに興味をそそられるのです。この映画は、ときどきちらっとそのパワーが垣間見えはするのだけれど、なんかすべてにおいて「足りない!」感じがするのです。

例えば、もうちょっと五月革命の騒動を見たかった。双子の親密性に対する、外の世界からの介入としてのアメリカ人留学生という設定であるならば、もっともっとそこを突っ込んでほしかった。(双子が親密で外界をシャットアウトするという世界観はいくえみ稜の「バラ色の明日」の方が好きかも知れない)

映像のきれいさと、音楽の選択(これは最高によかった!)と、スウィンギンじゃないお洋服スタイル(左岸なかんじね)は気にいりました。ああ、私もルーブル美術館走りたい!双子姉はすっごくきれいで見ていてうっとりしました。弟もかっこよかったけどフィリップ・ガレルの息子だったなんて!!!驚きです。どうでもいいけどアメリカ人留学生、ディカプリオに見えてしょうがなかったのは私だけでしょうか?

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by manamizw | 2004-08-30 20:06 | cinefil
限局性激痛
伊香保の続き②

温泉はもともと好きで、しょっちゅう旅行に連れてってもらってたけど、伊香保に行ったらぜっっっっっったいに行く!!と決めていたハラミュージアム アーク。品川にある原美の別館的存在で、なぜか伊香保のなんとかいう牧場の中にあるらしい。なぜ牧場?ってかんじだけど、原美があるんなら牧場でもなんでもいっちゃうもんね☆というわけで、温泉よりうどんよりのんびりした時間より、今回の旅行のいちばんの楽しみでした。

a0035483_18325811.jpgメインはソフィ カルという人の「限局性激痛」。恋人と離れて奨学金で日本に3ヶ月留学することになったソフィの、日本滞在中の写真やおみくじ、手紙などを、3ヵ月後に待っている最悪な出来事へ向かうカウントダウン形式で時系列に並べられている。

まず、最初に思ったのが、なんて後ろ向きなんだろう、ということ。そもそも日本行きだって、「別に奨学金なんかいらないけどくれるっつうんだから使ってやるよ」的な(そんなことはもちろん書いてないけどそのくらいのモチベーションでしかない)感じだし、だいいちなんで日本に留学に決めたかっていうのも「あんまり気が乗らないから留学は一番行きたくない国にして自分を追い込もう」とかだし、その全く浮かれたところがない、テンションの激低なかんじはまるで自分みたいで、変なところで共感意識が芽生えてしまった。

展示のはじめで、「最悪な出来事へのカウントダウン」ということは述べられているし、写真の一枚一枚に「75DAYS TO UNHAPPINESS」などという日付のカウントダウンスタンプまで押されているから、これからやってくるその「最悪な出来事」に対する心構え的な、暗い気持ちが、鑑賞しているこちら側にまで伝染ってくる。でもそれ以上に暗い、暗すぎる。90日間の生活も結局は「早くこんな留学が終わってしまえばいい」「やっぱり私は日本になんか来るべきじゃなかった」「あなたと離れているのがつらい」「早くあなたに会いたい」の繰り返しにすぎない。それが余計、90日後にやってくる出来事を痛々しく予感させていて、見ていて非常に苦しかった。いよいよ日本滞在が終わりに近づき、恋人とインドで待ち合わせることになって、その人に会えるっていうめどがついて初めて明るくなる。ヨージヤマモトで服を買う。やっと明日、あなたに会える!…そして、最悪の出来事。

展示は次のホールへ続き、そこでは「最悪の出来事」の詳細と、その結末が説明される。そして、そこから立ち直るまでの過程の展示。それが、ソフィが出会った人に「あなたにとって最悪な出来事は何か」を尋ね、ソフィも自分の最悪な出来事を伝えるというもので、ソフィの告白と出会った人の告白が交互に並べられている。ソフィの最悪はもう知っているわけだから、また同じものを1枚おきに見ることになるのかと思ったが、その告白文というのは1枚1枚タペストリーに刺繍されていることに気づいた。会話を再現してるわけだから、語尾やディテールが異なるのはもちろんだけど、ソフィの話の刺繍はタペストリーの枚数を追ううちに、少しずつ短くなっていく。そして、タペストリーの色!始めは白い布地に黒い糸で刺繍されていたのが、白い布地はどんどんグレーがかっていき、最後には真っ黒な布。はっきりと刺繍されていた文字が、その頃には布地の色と溶け込んで、かなり読めなくなってしまう。長々と書かれていた言葉も、そこに至ると「ただそれだけのことだ。」という言葉で締めくくられる。たった2.3の文章。

全体を通して、非常に痛い展示だった。「なんだそれだけのことなのに、ここまで?」と思う人もいると思う内容(実際、そう口にしている人たちを何組か見た)。でも、痛い、ほんとに。私もソフィ カル的な「人生最悪な出来事」というのを通りすぎて、立ち直ってるわけだけど、立ち直る過程をあんなふうに目に見える形で展示されていることに、心地いい衝撃を受けた。その前に見た草間彌生の「ミラールーム(かぼちゃ)」も、束芋の「にっぽんの御内」も、すごく好きなものだったし楽しかったけど、それよりこのソフィ カル!今まで全くノーマークだったけど、ポール・オースターの小説にソフィをモデルにしたアーティストが登場してたり、全盲の人に「今まで見たいちばん美しいもの」を尋ねて、その答えとその人の顔を写真にして並べて展示したり、とかいうことを知って、今私の中で一番興味を持っている人です。まずオースターの本から読んでみようと思います。

ところでこの「限局性激痛」みたいな言葉って私が好んで選んだり使ったりする言葉とまったく同じで、そんなとこにもシンパシーがわきます。
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by manamizw | 2004-08-30 18:33 | art
母性ゼロ
「子供とか嫌いでしょ?」とよく、じゃなくてまれに聞かれる私。なんで?こんなに親しみやすそうオーラでてんのに。
まぁ、でも、ぶっちゃけ好きでないかも知れません。かわいい子供は好きだけど、うるさい子供はほんとにいらいらします。人の子供は無責任にかわいがるけど、自分の子供を責任持ってしつける自信はありません。わたしの子供は絶対女の子で、かわいくて、かわいい服とかいっぱい着させて髪型とかもいろいろいじくって遊ぶんだ★的な、ちっさいときの都合のいいことは考えられても、自分の子供が中学生とか二十歳になるとか、そういうことは恐ろしくて想像できません。
あと、私は自分の子供というのが嫌なのです。私は、死にたくなった、というか、自殺という選択肢をもてあましたことが今までに2回だけあって、その1回目というのが私が4歳のときでした。4歳の子供に、人生の、生きることの、死ぬことの何がわかるんだって、言われると思いますが、私は本当に死にたかった。当時の私は、幼稚園に通ってただけでした。でも、幼稚園にしか通っていない4歳の子供にとって、人生って幼稚園と家庭という2つだけしかないのです。生きるという意味がわからないからこそ、死にたかった。私はいつも、ベランダに上がれば「ここから落ちれば死ねるかな」と思ってたし、夕食の準備をする母親を見れば「その包丁で私の胸をさせば死ねるのかな」と思ったし、首にスカーフを巻いてもらえば「このスカーフの両端を引っ張れば死ねるのかな」と考える、非常に暗い子供でした。私の子供であるということは、こんな暗い子供になる可能性大ってことだと思うのです。そんなのってかわいそすぎる!恐ろしくて子供なんてつくれません。

死ぬことを実行しないで生きてきた私は、その後十何年かして、「風葬の教室」という本に出会います。


↓下の、うどんとHな博物館のブログを書いてて思ったことを脱線してみました。

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by manamizw | 2004-08-28 00:50 | days
うどん、Hな博物館。
伊香保の続き。
とりあえず観光を!ということでちょこちょことパンフなんかを見てたら、「性と命の博物館」とかいうあやしげなものを見つけてしまい、「なんだよこれ?」「つうか行かなきゃ!」と怖いもの見たさ・怪しいもの見たさで行って参りました。1階は、保健の教科書に載ってるみたいな性教育ぽいフロア(ただし包み隠したりせずしっかり教えてくれる)。もう大人になってしまった私には「こんな、いまさら」って知識ばっかなのでとりあえず素通り。でもおもしろかったのが、「男の子と女の子の産み分け」と「性的快感」の関係の説明コーナー。「え。じゃあ、私、女の子ってことは、おかあさんは…」とか思わず考えてしまいました。あと、産婦人科の椅子(あの開脚するやつ!)に実際に座れるコーナーがあったので、座ってきました。リモコンで、勝手に開脚させられたり椅子の高さ上がったりで、実際この椅子に座る状況が来たらまじで超おっかないけど、今そんなんじゃない私にとってはまるで遊園地のアトラクションみたいでキャーキャー騒ぎながら遊んできました。あと「妊婦体験(おなかに8キロのおもりをつけて立ったり座ったりしてみる)」とか「超リアルベビーを抱く(重さがまんま赤ちゃんなのはあたりまえだけど、顔とか超リアルで怖いっつうか相当不気味)」とか、意外と楽しかった。2階は、18歳未満立ち入り禁止!のフロア。不安と期待でわくわくしながら階段登ったんだけど、なんてことはない「SMの世界」みたいな展示と、「いろいろな愛のかたち」とかいって風俗とか行為の解説とか。なにがおもしろいって普段文章にしないような事柄をきちんと説明してある、そのギャップはかなりおもしろかった。

a0035483_0254648.jpg30分ぐらいで1周できるんじゃん?と小馬鹿にしてた博物館を予想外に楽しんで、その後はうどん食いに行きました。知らなかったんだけど、水沢うどんって讃岐と稲庭と並ぶ日本三大うどんらしい。タクのおじさんに一番おすすめな店まで連れてってもらったんだけど…。味…。おいし、くなくはないけど、この店じゃないほうがよかったかも?

←写真で見ると我ながらうまそう★と思う

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by manamizw | 2004-08-28 00:20 | days
ハイ・アート
a0035483_2126317.jpghigh art(1998年アメリカ)
2004/08/20@早稲田松竹

ライズでかかってた頃から見たかった『ハイ・アート』。このたび早稲田松竹で上映してたので、念願かなって見れました。なぜか、レズビアンの映画に無条件に惹かれてしまいます。私は、自他共に認める「かわいい女の子大好き★」な人間で、かわいい子に(勝手に)どきどきしたり、仲良くなりたい!と好き光線を送ったりして、擬似レズビアンのように思われる、もしくは思うことが度々あるのだけれど、残念ながら私はヘテロで、男性としか恋愛したことがありません。男性と不純な恋愛を繰り返す私は、なんか同性愛=すごく純粋な愛情みたいな妄想を抱いていて、だから惹かれてしまうんだと思います。たとえば、『バタフライ・キス』を見たとき、そのあまりの純粋さに動くことも忘れて余韻にひたりまくっていました。

さて、映画。駆け出しの編集者シドが、同じアパートメントに住む女性ルーシーと知り合う。ルーシーの部屋にあった写真に惚れ込んだシドが彼女の写真を自分の雑誌に使おうとするんだけど、実はルーシーってのは10年前に突然姿を消した伝説の写真家だった…という話。このシドっていう子、かわいくないんだあんまり。ルーシーもべつにキレイな人じゃないし。でも二人が親しくなって、恋愛関係になるにつれて、二人の表情がすごく生き生きしてくる。こういう、「かわいくないのがかわいく見えてくる」系、好きです。
私はこの映画、見る前はアートシーンを背景にした切ない系恋愛映画だと思ってたんだけど、違いました。もちろんそうなんだけど、アートシーンにおける女性の野心みたいなのの方が、きっちり描かれているかんじがあった。そっちにはいまいち感情移入しきれなかったかな。あと、話の結末は好きなんだけど、そこに至る場面が駆け足すぎた気がして、「あれ?もう終わり?」と思ってしまいました。でもま、トータルで見ると好き系★

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by manamizw | 2004-08-27 23:38 | cinefil
よくある普通の温泉旅行
a0035483_1633911.jpg世間は水道水の温泉が問題になってるさなかに伊香保温泉に行ってまいりました★温泉大好き★ていうか旅行が好き★ていうかお泊りが好き★な私は、でも自分で旅行行けるほど金銭的余裕なんてあるわけないので、彼が連れてってくれるわけだけど。実際、自分のおみやげ分くらいしかお金出してない…つうか、それって630円?今回の旅行も、たいてい昼から(ときには朝から、移動中でもどこでも)ビール飲んで酔っ払っている、相変わらずのろくでなしぶりでした。伊香保温泉に行く、と友達に言ったときに「あぁ、あの石段の」と言われてなんのことだかさっぱりわかんなかったんだけど、町は坂だらけ・石段だらけで、普段は歩くの好きなほうだけどさすがにうんざりするくらい登ったり降りたりしたので疲れました。え?年?


a0035483_16354595.jpg
この旅行の目的は、
①もちろん温泉!貸切を借り切って満喫する
②今回も飲んだくれます★
③ずっとずっと行きたかった原美の別館(なぜか伊香保にある)
④日本三大うどんのひとつ水沢うどん食う!
こんなかんじで。

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by manamizw | 2004-08-27 22:51 | days
怠惰言訳
あー。すっかりさぼっておりました。
温泉に旅行行って、すっかりまったりしてしちゃって、戻ってきてからもなかなか日常生活のスイッチが入らず(ていうかなんか仕事増えてないか?的な疑問と戦いつつ、イヤ実際増えてるんだけど気づかないくらい浦島状態)、とりあえずやることやんなきゃねで見事日々の雑事に追われております。書きネタたまってきたので、徐々にアップをしていきたいと思いますが…

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by manamizw | 2004-08-27 22:30 | days